しなやかな心で見つめたい

毎日の気づきやつぶやきを 自分の言葉で伝えていきます。 主として言葉綴り・書道作品など。

さだまさしと私

 
「さだまさし」は高校時代からのファンなのだ。
もちろん サザンや中島みゆきも好きだし
カラオケで歌う時には
五木ひろしや堀内孝雄なんかもあるし
ピンクレディーのケイも好き。
ニューミュージック系のCDはほとんど持っているし
おそらく知らない人の多い
大塚博堂に入れ込んで結婚式の新婦入場に
彼の「娘をよろしく」を使ったほどだし
今では一青窈、夏川りみ、新垣勉のファンでもある。

そんな私がずっとファンを続けている
「まっさん」について語れば長い。

高校生の頃からファンクラブ入り
グレープ時代も良かったけど
ソロになってからの楽曲がより好きなのだ。
私がファンになったきっかけは
彼の詩のような詞、散文のような詞。彼は詩人なのだ。

もちろん文学に興味があった私は
宮沢賢治や室生犀星が好きではあったが
詩を書くきっかけになったのは
LPアルバム「まっさん」の「夢供養」の
まほろばを聴いてからだ。
古にあこがれていたころ
言葉を紡ぐといった感じの詞に出会って私は驚いた。

アルバムの作りも
楽曲の背景が事細かに書かれていて
それだけで物語になっている。
なにより言葉を大切に使っているのがすぐにわかった。

ファンクラブの新聞は落語もどきのおもしろ記事が満載で
それは今の会報の記事にも脈々と引き継がれている。

新御三家世代の私だったが
暗いとか見てくれが悪いとか言われながらも
なあ〜んと歯茎の出具合が彼と似てると
ありがたくないお墨付きもいただいて
親近感を持ったことも事実だし
「関白宣言」で軟弱だとか反戦を歌うとかいろいろな面で
批判されたときも
メッセージが伝えられることは素晴らしいと思ったし
なにより博識、日本語をより知っている
古い事も大切にするところは貴重だ。

ラブソングを歌いながらも情緒がある。
軽妙でありながら伝えたいことは必ずある。
土地の歌なら哀愁がある。

今 彼は熟年になり
確実にメッセージを伝えることのできる歌い手になった。
物書きにもなったが
星の数ほどいる小説家のなかにあっても
見事な筆致だと身びいきなしで思う。
そこには自分が本当に見てきた培ってきた、
そして聞いてきた実体験が見事に生かされているし
視点や切り口も共感できる。

静かにいつも一緒に歩いてきたそんな感じがする音楽でもある
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